子供の学力を伸ばすには断捨離が効果的

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2020年を目途に大学入試センター試験が廃止され、今までは「覚える」ことから「考える」へと大きく方向転換されると言われています。この入試制度の大変革に立ち向かうには、幼児、児童期から高校まで「公式や正解、解き方を覚える」という知識量だけでなく、「自分の頭で考えて、自分で創意工夫をする」という思考力や表現力をつけることが重要になります。では、どうせれば「考える力」が養えるかというと、それは断捨離をすると学力が伸びると言われてます。

断捨離は掃除や片づけでよく使われる言葉ですが「考える力」を養う非常に有効なトレーニングになります。モノと向き合い、自分の頭で考えて「要・適・快」を判断する。そのモノが自分にとって「必要・適切・快適」か逆に「不要・不適・不快」かを他人に判断を任せるのではなく自分の頭で考えてとっておくのか、捨てるかを判断するのです。

断捨離という言葉を分解すると「断」は不要な物事を取り入れないこと、「捨」はお気に入りを絞り込む事。この「断」と「捨」のプロセスを経たそれぞれ境地が「離」になります。何を取り入れ、何を「断つ」か、何を残し何を「捨てる」か。それぞれ自分の頭考えて選択と決断を繰り返す。そこから導かれる「離」は、その人の自尊心を生みます。つまり自分自身を理解し、大切にするようになっていくのです。

断捨離は目に見える「モノ」からアプローチしますが、その先には目に見えない「思考」や「気持ち」の質の向上があります。モノの片づけから始めて、空間が片付いて整えば、思考が整い、気持ちも整います。この好循環の中に「考える力」を鍛える機会があるのです。自分自身が判断の基軸となり、自分の頭で「自分に要るか」「自分にふさわしいか」「自分に心地いいか」を思考・選択・決断する。そうやって「自分軸」で考える力を鍛えていくのです。

考える力を鍛えるには、自分軸すなわち「主体性」を伴う事が必然となります。
断捨離する際「モノがまだ使えるから」「モノが勿体ない」などモノが軸になったり、「過去の自分がよく使ったモノだから」「将来の自分が使うかもしれないから」と過去や将来の自分が軸になったりするのではなく、あくまでも「現在の自分」が軸になることが大切です。このような軸で思考・選択・決断を繰り返すことで考える力はみるみる高まります。
子供が「自分軸」で最終決断する事の重要性

断捨離で忘れてはならないのが大切な原則は「最終的な判断は本人が下す」という事です。

親が子供に買い与えたモノといえども、子供が所有するモノは、あくまでも子供のモノ。親の目からすれば価値がなく不要に思えるモノであっても、子供にとっては大変価値があって必要不可欠なモノであり、モノを捨てるのか、残しておくかを決断するのは、そのモノの所有者だけ。つまり子供のモノを親が捨てたり、「捨てなさい」と命令してはいけないのです。

親が子供の手助けをしてあげたい気持ちはあると思いますが、子供の意志をないがしろにして手助けするのでは、単なる親の自己満足になってしまうので、あえて手助けしない勇気が親には必要です。

親があれこれと先回りして押し付けては、子供は受け身の指示待ち族になってしまいます。それではこれから「考える力」が試される受験、その先の社会生活でつまずく土台作りをしているようなもの。ですから断捨離によって、子供が自分軸で選びとる機会を意識してたくさんつくっていくといいです。

親による不適切なサポートは考える力の妨げになるばかりか、考える力そのものに蓋をしてしまうことになります。また親の軸で子供のモノを思考・選択・決断するのでは、子供の考える力が鍛えられないばかりか、子供の自尊感情さえ阻害してしまいます。深層心理で自分を好きになれない子供は、自信をもって思考・選択・決断することができません。

子供のモノであっても親の意見を伝えるのは結構ですが、親の意見をくみ取るかどうかの決断は、子供の自分軸に全面的に委ねるのが、重要なポイントです。親はどうしても子供に自分の意見を反映させようとしがちです。「未熟な子供判断より、人生経験豊かな親の判断のほうが正しいに決まっている」という潜在的な意識がそうさせるので、親が一度立ち止まってそのことに気づき、認識して、自制してみましょう。そして、思考・選択・決断を子供の軸に全面的に委ねてみるのです。

子供に断捨離させる際は、「子供にやらせる」のではなく、まずは「親がやってみる」ことが大事です。

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